バイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ)に所属するGKスヴェン・ウルライヒが息子の死を公表した。
日本代表DF伊藤洋輝と同僚のウルライヒは1日、自身のSNSに「深い悲しみとともに、私たちの息子レンが数週間前に長く重い病気の末に亡くなったことをお知らせします」と投稿。
36歳のウルライヒは2015年にシュトゥットガルトからバイエルンに移籍。
マヌエル・ノイアーが絶対的な守護神として君臨するバイエルンでは控えGKとして過ごしているが、同クラブでこれまで公式戦103試合に出場し、20個のタイトル獲得に貢献している。
「いま、このことを公表するという決断は、私たちにとって非常につらいものです」と語ったウルライヒ。
一方で「これは私たち家族にとって、そして社会全体にとって、明確な情報を提供するための重要な一歩です」と公表に踏み切った思いを明かした。
その上で「これ以上の質問や発言は控えていただきますようお願いいたします」と、取材や憶測が広がらないように要請した。
また、ウルライヒと妻のリサさんは「私たちはいま、娘と一緒に、人生を取り戻す道を見つけようとしています」とコメントしている。