今季トッテナムで主将として、クラブをEL優勝に導いた韓国代表FWソン・フンミン。今冬にはクラブと2026年までの契約を更新したと報じられており、来季もチームを牽引することが期待されている。

しかし、そんなソンの来季は欧州ではなく、サウジアラビアとなるかもしれない。

アメリカメディア『ESPN』など各国の複数メディアは今週、ソン対して、サウジアラビアの複数クラブが関心を持っていると報じた。

ソンに対しては、以前からサウジアラビアのアル・イティハドが4年総額240億円の巨額オファーを出すなど、中東地域のクラブから関心を寄せられ続けていると報じられていた。

韓国メディア『Xportnews』によると、今回も前述のアル・イティハド、アル・ナスル、アル・ヒラルといったクラブが関心を示しており、年俸は最大でも60億円を用意する準備が出来ているようだ。

同紙は続けて、来月で33歳を迎えるソンの稼働率が近年落ちつつあることを指摘しながら、トッテナムが5000万ポンド(約96億円)の移籍金が支払われる場合、ソンの移籍を容認する方向であると報じている。

サウジアラビアの各クラブはこれまでに、ソンのほかにも日本代表FW三笘薫にも関心を示すなど、プレミアリーグで活躍するアジア人選手の獲得に向けた動きが見られる。ACLEなどを見据えたアジア戦略なのだろうか。今後も動向を注視したい。

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