2023年からイングランド2部のコヴェントリーでプレーしている坂元達裕は、日本代表経験もある29歳の技巧派レフティだ。

名門の前橋育英高校、東洋大学を経て、モンテディオ山形セレッソ大阪で活躍。

2021年に森保一監督のもとで代表デビューすると、2022年から海外でプレーしている。ただ、2021年以降は代表から遠ざかっている。

世界的スター選手だったフランク・ランパード監督が率いるコヴェントリーは、今シーズンのリーグ戦で12試合無敗の首位と躍進中。

10月31日の第13節ではレクサムとのアウェイゲームを戦った。前半22分、坂元は先制点をアシスト。

フリーでボールを持つと、裏に飛び出したエフロン・メイソン=クラークにピンポイントクロスを供給!スライディングボレーを決めたメイソン=クラークは、坂元と抱き合った後、『彼のおかげ』とサポーターたちに向かって、アピールしていた。

『Sky Sports』も「だからこそ彼らは危険なんだ。一瞬のスキを突いた。坂元が驚異的なボールを供給」と称賛していた。

この後、コヴェントリーは逆転を許すも後半43分に坂元が左足の強烈なシュートを叩き込み、ゴールを奪う。

『BBC』は「並外れたゴール」、『Sky Sports』も「圧巻の一撃!左足で強烈なシュートを叩き込んだ。ミサイルのようにサイドネットに突き刺さった。

これはセーブ不可能」と脱帽していた。

ただ、コヴェントリーは2-3で敗れ、13試合目にして初黒星を喫している。そのなかでも、坂元は、ノールックバックヒール股抜きで相手を突破するなど技術で違いを生み出していた。

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