J1の横浜F・マリノスは15日、インドネシア代表DFサンディ・ウォルシュがタイ1部のブリーラム・ユナイテッドへ完全移籍することが決定したと発表した。
ウォルシュは1995年3月14日生まれの30歳。
2023年、インドネシア代表の招集に応じてA代表デビューを飾ると、2025年2月に横浜FMへ加入。Jリーグの提携国枠でプレーできる貴重な外国人DFとして注目されたが、なかなか出場機会を増やせず、ここまでJ1で8試合の出場にとどまっていた。
そうしたなかで今週、ウォルシュがブリーラムの選手リストに登録されたことが突如話題に。その後、まもなく横浜FMが移籍を前提とした手続きと準備のためウォルシュがチームを離脱すると発表し、今回の移籍に至っている。
以下は半年で横浜FMを退団することを決断したウォルシュのコメント。
「横浜F・マリノスのトリコロールのユニフォームを着て戦えたことは、本当に光栄でした。横浜の街、ファン・サポーターの皆さん、そしてチームは、これからもずっと私の中にあります。
ここで過ごしたすべての経験に感謝していますし、今後のチームの成功を心から願っています。本当にありがとうございました」
現在18位とJ2降格圏に位置している横浜F・マリノス。夏の補強も行っているものの、主力FWエウベル(鹿島アントラーズ)に続く外国人選手の移籍はJ1残留に向けて痛手と言えそうだ。
チームは今週末、16日(土)に13位の清水エスパルスとのアウェイゲームに臨む。