9日に行われたJ1リーグ第25節・横浜FC対浦和レッズ。2-1でアウェーチームの勝利に終わったこの試合で、浦和の10番を背負う元日本代表MFの姿はベンチにもなかった。
試合開始の1時間前までには発表されるスターティング・ベンチメンバー表には、MF中島翔哉の名前は存在せず。
クラブ公式X(旧Twitter)で投稿されたこのメンバー表に対して、多くの反応が寄せられた。
「中島翔哉さんはなんでベンチ外なんだろ」「うーん中島翔哉ベンチ外」と、かつて日本代表でも10番を背負った生粋のドリブラーの不在に落胆する声が多かった。
ただ、中島は今季あまりコンディションが良いとは言えず、ここまで公式戦7試合出場で先発は1試合のみ。ベンチ外になったことも複数試合あるため、今節でのメンバー外も特別に不可解というわけではなかった。
一方で、批判を受けているのは中島に代わってベンチ入りしているメンバーだ。
「なぜサンタナがベンチ入りなのだろうか」「ところでなぜ未だに原口>中島なのか」「なぜ中島が入れなくて9と12は入れるの」など、9番の元日本代表MF原口元気と12番の2022シーズンJ1得点王チアゴ・サンタナのベンチ入りを疑問視する声が多く見受けられた。
「交代メンバーきつすぎるだろ」との反応に集約されるように、MF金子拓郎やマテウス・サヴィオなど豪華なスターティングメンバーに対して見劣りするベンチメンバーへの批判から、交代選手の質を向上させるキーマンとして中島が期待されているようだ。
ただ、コンディション不良など特別な事情がない中でベンチ外が多いと、移籍の可能性がちらつくのがプロサッカーの常。中島翔哉と浦和レッズの今後や如何に。