ガンバ大阪とヒュンメルが「手話シャツ」を発表 選手着用品は聴覚障がい者支援でオークションを開催
ガンバ大阪とヒュンメルが「手話シャツ」を発表 選手着用品は聴覚障がい者支援でオークションを開催

ガンバ大阪とキットサプライヤーのhummel((株)エスエスケイ)は3日、ホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に繋げる手話シャツを発表した。

ユニフォームの色と同じ青黒の手話シャツは、9月13日に行われる浦和レッズ戦で入場時に選手が着用する。

Gamba Osaka 2025 hummel “Sign Language”

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ガンバ大阪 2025 hummel 手話シャツ

hummelは、“Change the World Through Sport.”(スポーツを通して世界を変える)をビジョンに掲げ、人権・ジェンダー・平和をテーマに取り組みを進めている。

一方、ガンバ大阪は、地域の人びとがよりよい暮らしを実現するための「SDGsmile」として、2009年から継続している浪速少年院への訪問や、精神障がい者のフットサル交流大会スカンビオカップを開催するなど、様々な取り組みを実施。

その両者が聴覚障がい者支援を目的として、今回のチャリティーシャツ作製となった。

前面は、胸部に「GAMBA」をアルファベットと指文字で併記。右胸には、hummelのロゴ下にブランド名を指文字でプリントしている。

ガンバ大阪とヒュンメルが「手話シャツ」を発表 選手着用品は聴覚障がい者支援でオークションを開催
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背面は、上部に“BE THE HEAT , BE THE HEART”(青い炎となり、熱狂を生み出し、中心となる)のクラブスローガンを、「青い炎」と「熱狂」の手話で表現。

裾部には、hummelのタグラインである“LET’S PLAY”を日本語に翻訳した「やってみよう」の手話を配置した。

ガンバ大阪とヒュンメルが「手話シャツ」を発表 選手着用品は聴覚障がい者支援でオークションを開催
ガンバ大阪とヒュンメルが「手話シャツ」を発表 選手着用品は聴覚障がい者支援でオークションを開催

今作のテーマは「心の旗を振ろう」。旗が揺らめき、心が解き放たれるようなイメージで仕上げている。

聴覚障がい者が参加するデフスポーツでは、笛やスターターピストルの替わりに、視覚的に情報を補っている。陸上競技やサッカーだと、審判の旗が音に頼れない選手の合図となる。

また、旗はサポーターの気持ちをひとつにまとめる応援アイテムでもある。

今作のベースとなるチェック柄のようなデザインは、そうした旗を重ね合わせをイメージしたものだ。

ガンバ大阪とヒュンメルが「手話シャツ」を発表 選手着用品は聴覚障がい者支援でオークションを開催
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この手話シャツは、9月13日(土)に開催される明治安田J1リーグ第29節 浦和レッズ戦で、ピッチ入場時に選手が着用。

一般向けには、ガンバ大阪とhummelの各オンラインストアにて、9月15日(月)までの期間限定で予約販売を実施する。

なお、9月13日の試合後には、選手着用シャツのオークションを開催予定。商品販売とオークションの売上の一部を合わせ、ホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に繋げるとのことだ。

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