24日に行われるイタリア代表とのフレンドリーマッチに向け、なでしこジャパンは敵地に乗り込んでトレーニングキャンプに臨んでいる。
なでしこジャパンが練習で使っている会場は、ロンバルディア州セレーニョにあるスタディオ・フェルッチョ・ディ・セレーニョという施設だ。
『Monza News』が22日に掲載した記事によれば、なでしこジャパンの21日と22日のトレーニングにおいて「会場の施設とサービスのクオリティの高さを改めて証明することができた」という。
ニルス・ニールセン監督の下、2026年に行われるアジアカップに向けての準備を進めているなでしこジャパンは、このヨーロッパ遠征でイタリアとノルウェーとの親善試合を戦う予定となっている。
そのための拠点として選ばれたセレーニョへの滞在は、イタリアサッカー連盟やBEセレーニョ、FitUPといった団体の協力によって行われているそう。なでしこジャパンはピッチやロッカールームを使用できるだけでなく、FitUPが運営しているジムでのセッションも提供されているという。
BEセレーニョのプロジェクトマネージャーを務めているノエミ・リッコベーネ氏は「このコラボレーションは、BEセレーニョがスタディオ・フェルッチョをプレミアムなスポーツ施設として発展させ、魅力を高めるための取り組みの第1弾なのだ」と語っており、9月に改装工事が終わった会場のブランディングを行うための活動だと明かしているそうだ。
スタディオ・フェルッチョではこれまで会場内のバーを「試合日のみ」オープンしていたが、10月からは平常時にも毎日営業することにし、イベント時以外でも人が集まる施設へと変えていくという。
BEセレーニョのCEOを務めているレオナルド・サビア氏も以下のようにコメントし、なでしこジャパンのキャンプの招致を非常に大きなものと捉えているようだ。
「我々の使命は、このスタディオ・フェルッチョを最先端かつ持続可能な拠点にすること。週7回営業し、地域社会にプラスの影響と広範な利益をもたらすことだ。日本の女子代表チームを迎えることは、我々にとって大きな誇りだ。女子サッカーの振興だけでなく、ジェンダーへの意識が高まりつつあるこの地域に象徴的なメッセージを届けることができる」
なでしこジャパンは8月に発表されたFIFAランキングで8位とアジア地域でトップの座を維持している。対するイタリア代表は12位となっており、ヨーロッパではスウェーデン、イングランド、ドイツ、フランス、オランダに次ぐ6番手。
試合は日本時間では25日の午前1時15分からキックオフされる予定となっており、『ABEMA』で独占生中継されることが決定している。

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