2023年に鹿児島県の神村学園高校からドイツ1部ボルシアMGに移籍したFW福田師王。
高校時代は3年連続で全国高等学校サッカー選手権大会に出場するなど活躍し、Jリーグを経ずに渡独することを選択した。
今年1月にブンデスリーガ初ゴールを決めたものの、トップチームでの出場時間は6試合で55分だけ。
ボルシアは今夏にキールから日本代表FW町野修斗を補強しており、21歳になった福田は去就が注目されることになった。
ドイツの『FussballTransfers』によれば、ボルシアは福田の放出先を探しており、この夏の移籍市場でチームを離れる見込み。
ボルシアは17日に行われたアトラスとのDFBポカール(ドイツカップ)に3-2で勝利したものの、福田はベンチ入りもしなかった。
スポーツディレクターのロランド・ヴィルクスは、「選手がチームに入っていない場合、病気や怪我でない限り、我々はその選手にとって何が最善かを検討する。現在交渉中だ」と福田について言及したという。
ボルシアは2027年までの契約がある福田に経験を積ませるためにレンタル移籍させる予定だそう。
なお、福田が慕っていた日本代表DF板倉滉もこの夏にボルシアを離れて、オランダのアヤックスに移籍している。