アメリカで開催されているクラブワールドカップ2025。
現地時間18日に大会5日目を迎え、世界的ビッグクラブであるレアル・マドリーがサウジアラビアの強豪アル・ヒラルと対戦した。
マドリーはこれがシャビ・アロンソ監督の就任初戦。43歳の若き指揮官が送り出したスタメンは以下の通りとなった。
GK ティボー・クルトワ
DF トレント・アレクサンダー=アーノルド
DF ラウール・アセンシオ
DF ディーン・ハイセン
DF フラン・ガルシア
MF オーレリアン・チュアメニ
MF フェデリコ・バルベルデ(C)
MF ジュード・ベリンガム
FW ロドリゴ
FW ゴンサロ・ガルシア
FW ヴィニシウス・ジュニオール
伝統の4バックか、シャビ・アロンソ監督がレヴァークーゼンで採用していた3バックか。注目を集めた最終ラインは、4バックを採用。新戦力のイングランド代表DFアレクサンダー=アーノルドが右サイドバックに入り、“偽サイドバック”のような振る舞いを見せた。
システムとしては4-3-3の形で、中盤の底にチュアメニ。前線はブラジル代表の両ウィング、ロドリゴとヴィニシウスがサイドに張り、中央はキリアン・エムバペがコンディション不良でベンチ外となったため、21歳のスペイン人ゴンサロ・ガルシアが務めている。
試合は、こちらもシモーネ・インザーギ監督が就任したばかりのタレント軍団アル・ヒラルが序盤からペースを握り、小気味よくボールを回す展開。マドリーは守勢に回っていたものの、34分に電光石火のカウンターから最後はゴンサロ・ガルシアがゴールへ流し込んでマドリーが先制する。
しかしアル・ヒラルも41分、ペナルティエリアでファウルを受けて獲得したPKをポルトガル代表MFルベン・ネヴェスが決めて同点に。
シャビ・アロンソ監督は後半頭からラウール・アセンシオに代えてアルダ・ギュレルを投入。チュアメニをセンターバックに下げ、バルベルデがアンカー、アルダ・ギュレルが右の中盤に入った。
立ち位置を整理し、前からプレッシャーをかけ始めたマドリーが後半は試合を支配するも、なかなかゴールまでには至らず。試合終了直前のPKもアル・ヒラルの守護神ヤシン・ブヌがバルベルデのキックを止め、1-1の引き分けに終わっている。
次戦、レアル・マドリーはパチューカ、アル・ヒラルはレッドブル・ザルツブルクと対戦する。