今夏、J1横浜F・マリノスに加入したイスラエル代表FWディーン・デイビッド。
現在J1で20チーム中17位と、厳しい残留争いを演じるチームの救世主としての活躍が期待されている。
そうした中、イスラエルメディア『ONE』は25日、デイビッドが同国代表招集を辞退する旨を伝えたと報じた。
同メディアによると、イスラエル代表は来月にノルウェー代表、イタリア代表とのワールドカップ予選を控えているが、デイビッドは「チームへの適応に集中したい」と代表スタッフに伝えたという。
10月の国際Aマッチの同国代表メンバーには含まれないとの見通しだ。
現在29歳のデイビッドは、母国イスラエル1部の2015年にアシュドッドでプロデビュー。2021年に同リーグの名門マッカビ・ハイファへ移籍した。同クラブでは、2023-24シーズンのリーグ戦で20得点を記録して得点王に輝いた。
マッカビ・ハイファではFC町田ゼルビアMFネタ・ラヴィとチームメイトとしてプレーし、2度のリーグ優勝に貢献した。
7月15日に横浜FMのクラブハウスで行われた入団会見では、「最低8ゴール」と目標を掲げていた。
横浜FM加入後、ここまで8試合に出場して2ゴールを記録。最低目標の8ゴールまではあと6ゴール不足している。
適応のために、代表チームからの招集を辞退したことからも、残留に向けてリーグ戦残り7試合にかける想いは人一倍強い。