J2のFC今治は、ホームスタジアムであるアシックス里山スタジアムにおいて、2026-27シーズンからの運用開始を目指した増席計画を進めていくことを発表した。
今回の計画では、南北ゴール裏を中心に、約3,500席の増席を行い、スタジアム全体で約8,900人の収容を目指すとのこと。
工期は、2025シーズン終了後の着工、2026年8月頃の竣工を想定。2026年2月から6月に開催される「特別大会」期間と工期が重なるが、ピッチおよび観客席への影響を最小限に抑えることで、クラブは同期間中もアシックス里山スタジアムでのホームゲーム開催を予定している。
2023年に開業したアシックス里山スタジアムについて、時代やニーズに合わせて変化し続ける「成長するスタジアム」としているFC今治。今回の増席計画もその一環であり、地域の人々にとって、まちのシンボルとして、何世代にもわたって愛され、365日賑わうスタジアムを目指していくという。
なお、FC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツは同日、2025年7月31日に既存株主を引受対象とした第三者割当増資を実施したことも発表している。
FC今治は、昇格1年目のJ2で現在9位につけており、今週末は27日(土)、5位のサガン鳥栖とアシックス里山スタジアムで対戦。J1昇格争いにおける重要なホームゲームに臨む。