試合中にあろうことか、チームメイトに平手打ちをしたことで、一発レッドカードで退場を宣告されてしまったトルコ人選手が話題になっている。
その選手は、トルコ2部サカリヤスポルに所属する36歳のジャネル・エルキンだ。
トルコ代表として63試合に出場した経験もある重鎮でチームのキャプテンでもある。
だが、25日のペンディクスポル戦の後半30分に味方選手をビンタしたことで一発退場になってしまった。チームも1-4で敗れている。
その後、そのエルキンは、SNSに謝罪のメッセージを投稿した。
「昨日の試合で起きた出来事について、まずサカリヤスポルの皆さん、そしてすべてのサッカーファンの皆さんに深くお詫びする。
勝利への強い思いから、自分はチームメイトがパスを出さなかったことを非難するような反応を示した。その後、彼は私を個人的に侮辱し、コーナーキックを蹴ろうとした際にも発言を続けた。私が振り返ると、彼は罵声を浴びせた。
キャプテンとして、このような議論をここまでエスカレートさせるべきではなかったし、試合中にチームを見捨てるべきでもなかった。
この件について、まず我がコミュニティ、そしてすべてのサッカーファンの皆さんにお詫びする」
ただ、サカリヤスポルは、「このような態度は、チーム、経営陣、そしてファンには決して受け入れられない。スポーツマンシップとチームスピリットに反する行動」として、エルキンと衝突した味方選手の2人をチームメンバーから除外したと発表している。
エルキンが、一発退場になるのは今シーズン7試合で2度目。開幕戦でも審判の判定に激しく抗議したことでレッドカードを提示されている。
ちなみに、彼は2016年に当時長友佑都が所属していたインテルに加入。長友のライバルと目されていたが、すぐにレンタル放出され、結局、インテルで試合に出場することはなかった。