昨季、クラブ史上初のJ2昇格プレーオフを戦うなど、チーム力が増しているJ3の福島ユナイテッドFC。
2年目の寺田周平監督のもと、今季もリーグ屈指の得点力(35得点)を誇るが、失点は逆にリーグワースト(47失点)。
そうしたなか、クラブはピッチ外での問題にも頭を痛めているようだ。
福島は、福島市にある福島県あづま総合運動公園のとうほう・みんなのスタジアムをホームとして使用しているが、8月1日、公園内に熊が出没。男性が襲われる被害が発生したため、同公園は同日より閉園を余儀なくされている。
あづま総合運動公園は7日、公式のリリースとして、「公園内巡視(8/1~8/7)の結果、熊の目撃がなかったことや、専門家の意見を踏まえ、公園西側エリア(球場、陸上競技場、体育館等)については、8/9(土)から再開園します」と発表。
ただし、「今回、熊による負傷者が発生した公園東側エリア(福島市民家園等)については、現在、公園内(民家園含む)の下草刈り作業を実施中であり、公園内の見通しを良くした後に再開園する予定」だという。
とうほう・みんなのスタジアムがある公園西側は、今週末の9日(土)より再開園されることから、福島の次戦となる16日(土)のホームでの栃木SC戦は問題なく開催できる見込み。
ただ、今後、再び熊が公園内に出没した場合、クラブは対応を迫られることになりそうだ。全国で過去最多とも言われる“クマ被害”が、Jリーグにも影響を及ぼすかもしれない。