昨夏からベルギー1部ヘントでプレーする伊藤敦樹は、日本代表経験もある27歳の大型ボランチだ。
埼玉生まれで浦和レッズのユースで育成され、流通経済大学を経て、浦和に戻ってプロになった。
その伊藤は、28日の第9節セルクル・ブルッヘ戦で今シーズン2点目のゴールを決めた。
1点を勝ち越された直後の前半アディショナルタイムに価値ある同点ゴールを記録。ヘントは後半に勝ち越すと、4-2の逆転勝利を収めた。
『Sporza』は、「ハーフタイム前に伊藤がヘントの不利な状況を一気に覆した」とその活躍を讃えていた。一方、セルクルMFハネス・ファン・デル・ブルッヘンは「ハーフタイム前の失点が痛恨の極みだった」と嘆いていた。
この4試合は3勝1敗と調子を上げているヘントは、5位に浮上。
イヴァン・レコ監督は「ここ(アウェイ)で勝つのは本当に簡単ではない。どちらに転ぶかわからないオープンな試合だった。我々はいいメンタリティを見せたし、4得点できたのはいつだって嬉しいこと。ただ、セットプレーから2失点したのは改善が必要」と語っていた。