今夏、J1川崎フロンターレからプレミアリーグの名門トッテナムへ移籍した日本代表DF高井幸大。
身長192cmと長身ながら足元の技術にも長けた20歳の大器には、Jリーグ史上最高額となる500万ポンド(約9.8億円)の移籍金が支払われたとされている。
ただ、高井は足底筋膜炎(足底腱膜炎)によって、プレシーズンツアーにもプレシーズンマッチにも参加できず。
トーマス・フランク監督は、先月末時点で復帰するまでには数週間かかると述べたが、高井は開幕したプレミアリーグでも欠場が続いている。
ただ、地元紙『football.london』によれば、高井は練習への本格復帰が近づいているという。
高井はトッテナムの練習施設にある屋外トレーニング場で取り組みを行っており、練習復帰に向けて歩みを進めているという。
そのうえで、「トッテナムファンは、このセンターバックが近くトレーニングに参加し、戻ってくることを期待している。日本(2月に開幕したJリーグ)でシーズン前半戦をプレーしていることを考えれば、それほど時間はかからないかもしれない」とも伝えている。
トッテナムは来月からUEFAチャンピオンズリーグの戦いも始まる。その前の9月初旬にはインターナショナルブレイクがあり、日本代表はアメリカ遠征を行うが、高井はそこまでには間に合わない可能性が高そうだ。