今夏に20歳の日本代表DF高井幸大を獲得したプレミアリーグのトッテナム。

かつて戸田和幸さんもプレーした名門は、さらに日本人選手を補強するかもしれないようだ。

『CaughtOffside』によれば、トッテナムが熱視線を送っているのは、ドイツ1部マインツで活躍する日本代表MF佐野海舟。

24歳の守備的MFはブンデスリーガで走行距離ランキング1位になるなど活躍し、チームの6位躍進に貢献した。昨夏に性的暴行容疑で逮捕されるも不起訴となり、その後、日本代表への復帰も果たした。

現地記者ベン・ジェイコブス氏によれば、トッテナムは佐野を高く評価しており、獲得に動く可能性があるという。

「ブンデスリーガのマインツに所属する佐野海舟も、トッテナムが特に気に入っている選手のひとり。非常に闘志溢れる守備的MFであり、ライン間を動き回り、空中戦を制する能力に優れている。

(チェルシーのエクアドル代表MF)モイセス・カイセドのように、縦パスを出せる選手でもあり、攻撃面でも過小評価されている資質を持っている。

彼は単なるエンジンルームやボール奪取役ではない。ボールを奪った後は、頭を上げて鋭いパスを出す場所を見極める能力も非常に優れている。

だからこそ、カウンター攻撃を主体とするチームで非常に効果的にプレーできる。彼もまた注目すべき選手のひとりと言える」

また、同紙は「佐野はブンデスリーガで実力を発揮しており、イングランドでも活躍できる資質がある。優秀なトーマス・フランク監督は、24歳の日本人スターの才能を最大限に引き出せるかもしれない」とも伝えている。

マインツは今夏に京都サンガから23歳のMF川﨑颯太を獲得しているが、佐野が1年で世界最高峰のリーグに引き抜かれることはあるのだろうか。

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