日本代表FW上田綺世と日本代表DF渡辺剛が所属するオランダの名門フェイエノールト。

16日に行われたオランダ1部リーグ第2節で昇格組のエクセルシオールに2-1で逆転勝ちを収めた。

前半9分に先制されるも、前半22分に上田が同点ゴールを記録。味方のシュートを相手GKが弾くと頭で押し込み、リーグ戦では開幕2試合連続となるゴールを決めた。

『VP』は「日本人ストライカーは味方のシュートのこぼれ球を的確に捉えた」と讃えている。

また、『De Telegraaf』は「序盤は混沌としており、1部リーグで最も予算が少なく、補強資金もほとんどないチーム(エクセルシオール)と対戦するトップクラブの姿とは到底言えなかった。前半15分間のボールロストはひどく、ロビン・ファンペルシー監督が1分たりともベンチに留まらなかったのもそれが原因だった。フェイエノールトの指揮官は、特にMFとFWに、自分の主張を通そうと、声を振り絞って怒鳴り散らした」と伝えており、上田の同点ゴールでチームは落ち着くことができたようだ。

ただ、フェイエノールトはUEFAチャンピオンズリーグ予選で敗退が決まっており、『NOS』は「フェイエノールトは苦戦を強いられたが、上田らの得点で序盤の劣勢を覆した。これで痛恨のCL予選敗退を多少忘れることができるだろうが、ファンペルシー監督率いるチームは、今後数週間で大幅な改善が求められるだろう」とも伝えていた。

フェイエノールトは31日の次節で三戸舜介が所属するスパルタ・ロッテルダムと対戦する。

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