26日、ドイツ1部ブレーメンは、英2部サウサンプトンから日本代表DF菅原由勢を1年間のレンタル移籍で獲得したと発表した。来夏の買い取りオプションも付随している。
25歳の菅原は、昨夏にサウサンプトンに加入したものの、チームはプレミアリーグからの降格が決まり、彼はその去就が注目されていた。
昨シーズンのブンデスリーガで18チーム中8位だったブレーメンには、ミオ・バックハウスこと長田澪も所属している。
長田はドイツ人の父と日本人の母を持つ21歳のGK。オランダのフォレンダムに貸し出された際、同じくオランダのAZにいた菅原と対戦したことがある。
菅原は、ブレーメンへの移籍を決める前に長田に連絡をとったことを明かした。
「事前に連絡したら、彼はこの街や暮らしについて、そして、どんなプレーを志向しているのかをたくさん教えてくれた。
チームメイトたちについてや監督のプランもね。それがブレーメンを選んだ理由のひとつでもある」
長田は様々な情報を伝えてくれたそうで、それも移籍につながる要因になったそう。
ブレーメンは30日の次節でレヴァークーゼンと対戦する。