ブラジルメディア『globo』は23日、同国1部ヴィトーリアがJ2ジュビロ磐田からのブラジル人FWグスタヴォ・シウヴァへのオファーを受け入れて、日本へ向かうと報道した。

「モスキート(蚊)」の愛称で親しまれている同選手は、1997年生まれの現在27歳。

右ウィングを主戦場としているが、左ウィングやセンターフォワードのポジションでもプレーできる。スピードを生かしたドリブル突破や裏への抜け出しが武器で、今季は公式戦35試合に出場して4得点5アシストを記録した。

これまでは、ブラジルの強豪コリンチャンスに所属しながらも、国内クラブへレンタル移籍を繰り返しており、昨年9月にフリーでヴィトーリアへ入団した。

同メディアによると、グスタヴォとヴィトーリアの間では、国外クラブからのオファーがあった場合、クラブはそれを受けれるという契約が交わされていたとのこと。

グスタヴォは同クラブと来年12月まで契約を結んでいるが、ヴィトーリアは磐田からのオファーを断れないため、グスタボの意思決定次第でJリーグに挑戦できるという。

現在磐田には、右ウィングにはFWジョルディ・クルークス、左ウィングにはFW倍井謙が先発に名を連ねることが多いが、J2優勝へさらに攻撃のオプションに厚みを加える。

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