フランスで開催されている第51回モーリスレベロトーナメント。

U-20日本代表は4日、コンゴ共和国との初戦に臨み、川崎フロンターレFW神田奏真の2ゴールにより2-0で勝利した。

U20アジアカップに続き、今大会でも日本の守護神を務めているのがガンバ大阪GK荒木琉偉。まだ17歳の高校3年生だが、そんな彼にオランダの名門アヤックスが関心を寄せているようだ。

『De Telegraaf』は3日、アヤックスがガンバ大阪の18歳MF名和田我空とともに荒木に注目しており、両選手に来季へ向けたプレシーズンの最初の10日間、トライアル参加の機会を与えると報じた。

アヤックスとG大阪は2024年3月、3年間のフットボール戦略パートナーシップを締結。その中で、トップチームの強化策として欧州移籍マーケットの情報共有とともに、選手やコーチングスタッフらの相互交流が挙げられていた。

アヤックスのクラブ関係者が明らかにしたところによれば、今回のトライアルはその一環であり、昨年も坂本一彩と中野伸哉が参加。その後、坂本はJ1で10ゴールを記録し、シーズン終了後にウェステルローへの期限付き移籍を果たしている。

選手の育成で世界的に高い評価を受けるアヤックス。超高校級ルーキーとして神村学園から今年加入しながらJリーグでまだ結果を残せていない名和田はもちろん、高校3年生の荒木にとっても貴重な機会となるはず。

トライアルの印象によっては“その先”につながる可能性もあるだけに、今後の動きに注目したい。

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