日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。

昨シーズンはスペイン1部リーグで11位に終わったが、今シーズンもセルヒオ・フランスシコ新監督のもとで厳しい戦いが続いている。

ここまで開幕4試合未勝利のソシエダは、19日の第5節でベティスと対戦。

久保はアウェイでの一戦に先発するも、1-2で迎えた後半21分で交代になった。ソシエダはチーム21本を浴びる苦しい展開で、結局、1-3で敗れている。

『Mundo Deportivo』は、この日の久保をこう評価していた。

「彼が先発の座を守り、不動のスターとしての地位を維持したいなら、もっと貢献し、はるかに優れた判断を下す必要がある。

相手DFナタンにイエローカードを出させたが、これは主に相手のミスによるもので、それ以外ではなかった。

カウンターの場面でパスを出さず、唯一のシュートはブロックされた。ミケル・オヤルサバルへのクロスはよかったが。途中交代となり、包帯を巻いた足首に痛みを訴えている様子だった」

これでソシエダは3連敗となり、開幕5試合で2分3敗と絶不調。

セルヒオ・フランスシコ監督は、ナタンは退場させるべきだったとしつつ、「またもセットプレーから失点を許してしまった。しかも、もっと積極的にプレーできた場面だった。チームは大きな苦しみを抱えており、感情的に立ち直れていない。

試合が最後まで長く感じられたのは事実だ」とこぼしていた。

ソシエダは24日の次節で久保の古巣でもあり、浅野拓磨が所属するマジョルカと対戦する。

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