日本人サポーター、U-20W杯でのスタジアム清掃が南米で絶賛される「誰もが模倣すべき日本の文化的習慣」
日本人サポーター、U-20W杯でのスタジアム清掃が南米で絶賛される「誰もが模倣すべき日本の文化的習慣」

U-20日本代表は、チリで開催中のU-20ワールドカップのグループステージを3連勝で突破した。

7得点無失点と強さを見せつけ、現地でも優勝候補と目されている。

また、お馴染みとなった日本サポーターたちが試合後のスタンドで掃除する光景も話題になっている。

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コロンビアメディア『Red+』は、こう伝えていた。

「U-20W杯での日本人の行動がチリを驚かせ、SNSで数百万の反響を呼んだ。

チリファンたちが日本に敗れてスタジアムを静かに後にする一方、日本人サポーターは多くの人々から賞賛される行動を見せた。日本のファンたちは、試合終了後に利他的な行動を示したのだ。

ラテンアメリカにおける市民文化は非常に限定的だ。西洋文化とは異なり、東洋の国々は集団主義、調和の尊重、礼儀正しさ、規律、年長者への敬意に基づいた強い社会思想を特徴としている。

これらの良き習慣で最も際立っているのが日本人であり、彼らの行動は以下の9つの基本原則に焦点を当てている。

誠実、敬意、調和、謙虚さ、連帯、忍耐、忠誠、質素、感謝。

日本では、この文化が日常生活に根付いている。日本人は親切心と敬意で知られている。

非常に組織化され、標準化された振る舞いは、他の文化と比べて際立つ。

利他的な行動を行った後に見返りを期待しない姿勢、信念の多様性への尊重、公共の利益を重視する視点は、よき人間、よき市民とは何かを示す模範だ。

チリ戦後に最も注目されたのは、試合そのものではなく、日本人サポーターによる無私的な行動だった。

試合終了後、45,000人のチリファンたちは静かにスタンドを去り始めた。日本人サポーターは勝利を祝うこともできたが、彼らはその代わりに大きなゴミ袋を取り出し、スタンドに残されたゴミを拾い始めた。

この文化的特徴でもある組織的行動で、ファンの一人ひとりが、試合中に自分たちがいたエリアのプラスチックカップや包み紙などゴミを収集。

日本人サポーターがこのような行動をとるのは初めてではない。2014年のブラジルW杯や2018年のロシアW杯などでも、選手とファンの両方が集団で清掃を行う行為で観客を驚かせてきた。

SNS上では多くのユーザーが日本人サポーターの行動を称賛し、東洋文化がラテンアメリカの習慣に対してどれほど進んでいるかに言及。

『日本人がスタジアムを掃除するのはいつものこと』『市民としての模範!誰もが見習うべき例」『チリはまだまだ遅れている。他の誰かがやるだろうという文化だ』『日本人が市民文化を示した』とのコメントが日本の習慣を称える声として寄せられている」

U-20日本代表は、先月30日に行われた地元チリとの試合に2-0で勝利。

その試合後に見せた日本人サポーターの振る舞いは、チリでも話題になっていたが、同じ南米のコロンビアでも称賛されているようだ。

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