なでしこジャパンの一員として活躍する北川ひかる。

2024年のパリ五輪で左足の圧巻フリーキックを決めて話題になると、同年夏にスウェーデンのヘッケンへ移籍し、27歳にして初の海外挑戦を決断した(現在は28歳)。

『ABEMA』は北欧でプレーする北川に密着。北川は、海外でフィジカル向上の必要性を感じ、トレーニングに励んできたと語っていた。

「自分が足が遅いから、そこを伸ばさないのではなく、しっかり伸ばしていかないと世界では戦えないと思っている。

ランニングトレーニングを結構やっていて、日本にいたときよりも時速で1~2キロは上がっている、時間が経てばもっと速くなるかなと思う。

よく『ひかる、足速いよね』って言われることが多くて。でも、自分は足が速いんじゃなくて、いいポジショニングをとることによって、スピードに乗った相手からもボールを奪える」

20代後半にして、トップスピードを上げることにも成功したとのこと。また、頭で考えてプレーしているとも話していたが、北川は早稲田大学スポーツ科学部に在籍していたこともある。

そんな北川の密着取材を担当した中川絵美里さんは、SNSにこう綴っていた。

「27歳で海外挑戦を決断したひかる選手の様々な想い、スウェーデンで求められるサッカーの苦悩など特別にクラブハウスでの練習やミーティングにもお邪魔しながらたっぷり伺いました。

ウエイト中も至近距離で見学させていただいたのですが、(ここまで間近で見たのは初めてでした)海外で覚悟を持って奮闘する姿に、思わず涙が溢れてくるほど心打たれました。本当に逞しくて美しくて、尊かった」

北川は美女選手として知られるが、同じ女性から見ても「逞しくて美しくて、尊かった」とのこと。また、初対面だったが、「ずっと前から友人だったような雰囲気を作って」くれたそう。

その北川擁するなでしこは、日本時間31日と6月3日にブラジルとの連戦を行い、その試合はABEMAで無料配信される。

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