ベルギー1部のヘンクは25日、FW横山歩夢の買取オプションを行使し、今季イングランド2部へ復帰したバーミンガム・シティから完全移籍で獲得したことを発表した。

契約期間は2029年夏までの4年間。

今季からトップチームの一員として正式に登録される。

横山は2003年3月4日生まれの22歳。東京の東海大高輪台高校から2021年に松本山雅FCでプロ入りし、2年目にはJ3で29試合11ゴールの成績を残したアタッカーだ。

2023年にサガン鳥栖へ移籍すると、J1最速のスピードを記録し、翌2024年8月にバーミンガムへ。ヘンクにローンで加わったのは2025年2月で、ベルギー2部を戦うリザーブチーム「ヨング・ヘンク」で9試合1ゴールを記録した。

そこでの活躍とポテンシャルが評価され、完全移籍を勝ち取った形となる。以下はヘンクのフットボール部門責任者ディミトリ・デ・コンデ氏のコメント。

「歩夢は昨シーズン、我々のやり方や地元文化に適応する時間をしっかりと過ごしました。彼は技術力が高く、スピードがあり、そして何よりゴールを決められる選手です。我々は彼のさらなる成長に強い期待を抱いており、トップチームでの彼のプレーをとても楽しみにしています」

ヘンクでは、19歳のDF吉永夢希や20歳のMF保田堅心(※大分トリニータから期限付き移籍)が同じくヨング・ヘンクでプレーしており、2025-26シーズンはトップチームでの共演が期待される。

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