
今シーズンのイングランド・プレミアリーグも大詰め。今回は『Football Faithful』から「今季のプレミアで最もペナルティキックを決めた選手ランキング」をご紹介する。
アーリング・ハーランド、ブルーノ・フェルナンデス、カールトン・モリス、ジョアン・ペドロ、ドウグラス・ルイス

ペナルティキックでのゴール数:4回
4位はあまりにも多い5名。今シーズンのプレミアリーグで4回のペナルティキックを決めた選手はこれだけいる。
アーリング・ハーランドをはじめとして数多くの選手がこれを得点につなげている。特にジョアン・ペドロはこれまでのキャリアでペナルティキックを奪うことも決めることも得意としている選手であり、13回のシュートをすべて決めており、1度も失敗したことがない。
ちなみにアーリング・ハーランドはこれまで47本のペナルティキックを担当して42回成功、5回失敗という成績であるが、なんと「彼がPKを失敗した試合は一度も負けていない」というとても珍しい記録を持っている。
またドウグラス・ルイスは今季になるまでペナルティキックをほとんど担当しておらず、2019年のブラジル代表でのアイルランド戦で失敗してから実に4年ほど蹴っていなかった。今季はUEFAカンファレンスリーグも含めて5本を担当し、成功率は100%だ。
モハメド・サラー、ブカヨ・サカ、アレクサンデル・イサク


ペナルティキックでのゴール数:5回
同率2位となったのはリヴァプールのモハメド・サラー、そしてアーセナルのブカヨ・サカ、そしてニューカッスルで大ブレイク中のアレクサンデル・イサクだ。
モハメド・サラーは今季ボーンマス戦とニューカッスル戦でペナルティキックを失敗しており、あまり成功率は高くなかったが、その中でも5ゴールを決めてきた。
ブカヨ・サカは100%の成功率を持っているものの、アーセナルはマルティン・ウーデゴール、ファビオ・ヴィエイラ、ジョルジーニョ、カイ・ハヴァーツもキッカーを務めたため、彼が蹴る機会はそれほど多くはなかった。
イサクは先週末のシェフィールド・ユナイテッド戦でPKを決めて滑り込み。ウィレムIIでプレーしていた2018-19シーズンにはPKだけでハットトリックを決めたこともある。
コール・パーマー


ペナルティキックでのゴール数:9回
今季のプレミアリーグで最もペナルティキックでの得点数が多い選手はコール・パーマーだ。任された回数もトップである。
エンソ・フェルナンデスが8月のウェストハム戦で失敗したあと、10月にコール・パーマーがバーンリー戦で初挑戦。それからはパルマーが1番手、2番手がエンソという立場になった。
21歳という若さであるがその冷静さは驚異的なものであり、古巣マンチェスター・シティとの試合でもアディショナルタイムにペナルティキックを成功させた。
またマンチェスター・ユナイテッド戦でのハットトリックのうち2ゴールがペナルティキックによるものであった。これまでのプロキャリアで9回PKを蹴って全部成功させている。