ポルトガルが誇る3強クラブのひとつである名門ベンフィカ。
2004年1月25日、当時の所属選手だったハンガリー代表FWミクロシュ・フェヘルが試合中に心停止を起こすと、24歳で亡くなる悲劇に見舞われた。
その後、ベンフィカは彼がつけていた背番号29を永久欠番にした。
そのベンフィカには男女のサッカーチームだけでなく、フットサルやハンドボール、バレーボール、ラグビー、ホッケーなど数多くのスポーツチームがある。
ポルトガル紙『A Bola』によれば、ベンフィカのフットサルチームで背番号をめぐる手違いがあったという。
今季ベンフィカのフットサルチームに加入したブラジル人選手ペレは、7月の入団会見時に背番号29をつけていたが、このほど行われた試合では80番に変わっていたそう。
「部内の不手際」により、永久欠番であるはずの29番が手渡されていたようで、そのために変更することになったようだ。
実際、ベンフィカの女子サッカーチーム、男子ハンドボールチーム、男子バレーボールチームにも背番号29をつけている選手はいない。