日本代表の佐野海舟と川﨑颯太が所属するドイツ1部マインツ。
昨シーズンは、加入1年目の佐野がリーグの走行距離ランキングで1位になるなど活躍を見せ、6位と躍進した。
川﨑が加わった今シーズンは、UEFAカンファレンスリーグ予選を突破し、本戦出場を決めている。
そのマインツは、8月31日に行われたブンデスリーガ第2節ヴォルフスブルク戦に1-1で引き分けた。
マインツがボール保持率60%、シュート17本を記録した一戦に佐野はフル出場(川﨑はベンチ入りしたものの出場なし)。
ドイツ紙『Bild』は、「前半にいいシュートを放つも、惜しくもゴールならず。今回もあらゆるところに現れ、すべてのボールのために闘った」として佐野に2点の高評価を与えていた(5点満点で数字が低いほうが高評価)。
3-4-3システムのダブルボランチの一角としてプレーした佐野は、この日も確かな存在感を放っていたようだ。
マインツはリーグ開幕2試合で1分1敗ながら、スポーツディレクターのニコ・ブンガートは「この2週間はミッドウィークにも試合があったが、今日は荒々しいパワーを見せつけた。個人が強いチーム相手にほとんどやらせなかった。不運な失点を喫したが、誰も落ち込むことはなかった」と手応えを口にしていた。