この夏に2100万ユーロ(約36.5億円)ほどの移籍金でドイツ1部フランクフルトに移籍した日本代表MF堂安律。
サムライブルーの背番号10を背負う27歳のレフティは、新天地でも輝きを放っている。
UEFAチャンピオンズリーグでのデビュー戦となった18日のガラタサライ戦でも相手のオウンゴールを誘発するなど、5-1の逆転勝ちに貢献した。
ガラタサライはトルコリーグの昨季王者だが、トルコのレジェンドOBが堂安についての秘話を明かした。
かつてトルコの強豪フェネルバフチェで通算520試合以上に出場した元トルコ代表GKヴォルカン・デミレルだ。
彼は2019年に引退した後、フェネルバフチェでアシスタントコーチを務めたが、『NTV Spor』によれば、こんな話を明かしたそう。
「フランクフルトはトランジションを得意とする選手で構成されている。ある選手に関しては、2019年に検討したことがある。
彼は私が注目していた選手で、フェネルバフチェでアシスタントコーチをしていた頃にレポートを提出した。
彼はそのシーズンに33試合に出場し、5ゴール3アシストを記録した。当時の移籍金は約150万ユーロ(現レートで約2.6億円)だったが、我々は彼を獲得できなかった」
堂安はオランダのフローニンゲンでプレーした2018-2019シーズンに33試合で5ゴール3アシストを記録。
2019年夏にオランダの強豪PSVに引き抜かれたが、フェネルバフチェも獲得を狙っていたようだ。
ただ、PSVが堂安獲得のために支払った移籍金は750万ユーロ(約13億円)ほどとされている。