イタリアの独裁者ベニート・ムッソリーニの曾孫に当たるDFロマーノ・フロリアーニ・ムッソリーニが、2年ぶりにラツィオへと復帰することになった。
ロマーノ・フロリアーニ・ムッソリーニは2003年生まれの22歳。
ベニート・ムッソリーニの第4子であるロマーノ・ムッソリーニの娘アレッサンドラ・ムッソリーニを母親に持っていることで広く知られている。
2022年にラツィオのトップチームへと昇格し、2023-24シーズンはペスカーラ、2024-25シーズンはユーヴェ・スタビアへとローン移籍していた。2部リーグで2シーズンに渡ってレギュラーとしてプレーし、右サイドハーフと右サイドバックの両方をこなす188cmの大型ミッドフィルダーとして評価を高めている。
昨年12月には初ゴールも決めることに成功し、ファンから「ムッソリーニ」の大合唱を受けてファシスト式敬礼を見せたことでメディアを騒がせたりもした。
また、かつて「僕が右翼でプレーしていることについて、よく冗談を言われるよ。僕も笑っている」とコメントしたこともあり、メンタル面でも出自を気にしない強さを持っているとも。
『So Foot』によれば、来季はラツィオの一員としてプレーする可能性が高いとか。
来季はおそらくセリエAでプレーすると予想されているロマーノ・フロリアーニ・ムッソリーニ。また様々な形で話題になりそうだが、彼自身は揺らぐことなくピッチに集中していくはずだ。