日本代表の前田大然と旗手怜央が所属するセルティックは、圧倒的強さでスコットランドリーグ4連覇を決めた。
4日には宿敵レンジャーズとのオールドファームを戦い、前田のアシストで1-1の引き分けに持ち込んでいる。
試合後、セルティックは選手投票の結果、今季のクラブ年間MVPに前田が選ばれたと発表。
27歳になった快速アタッカーは、今季全コンペティションで33ゴール12アシストと大暴れ。
ただ、ブレンダン・ロジャーズ監督は、レンジャーズ戦後にこんな話を明かしていた。
「彼に少しゆとりを与える必要がある。彼は今週ずっと日本にいて、練習したのは昨日が最初だった。
彼は奥さんの3人目の出産を予定していたので飛行機で向かったが、そうならなかったので、帰国してこの試合に出場せざるを得なかった」
前田は夫人の出産に備えて日本に向かった後に帰国し、レンジャーズ戦にはぶっつけ本番で出場するような形だったようだ。
セルティックのリーグ戦は残り3試合だが、24日には国内カップ決勝も控えている。