ドイツ2部のハノーファーでプレーする松田隼風は、U-20日本代表経験もある21歳の左サイドバックだ。
水戸ホーリーホックでプロになると、2023年に提携先でもあったハノーファーにレンタル移籍し、今夏に完全移籍が決まった。
今シーズンの松田は、3-4-3システムの右ウィングバックとして起用されており、28日のビーレフェルト戦で今シーズン2点目のゴールを記録した。
後半10分、ゴール前のこぼれを自ら強引に蹴り込み、逆転ゴールを奪う!
ハノーファーはその2分前に同点に追いついており、『Sky』は「信じられない!ハノーファーが111秒で逆転。松田は10メートルの距離からターンしてシュートを放つが、ブロックされる。再びボールに追いつき、再びトライ。今度はスライディングした相手がシュートを弾き、GKの不意を突くようにボールはゴール左隅に吸い込まれた」と伝えていた。
松田の得点で勝ち越したハノーファーは、3-1の逆転勝ちを収めている。なお、ハノーファーの横田大祐は後半20分から途中出場した。
クラブ公式サイトによれば、先制点をアシストしたハノーファーGKナウエル・ノルは「今日はアシストが功を奏した。本当に嬉しい。あのペースで逆転できたチームを称賛しなければいけない。ああいう形で試合の流れを変えられたチームを誇りに思う」と語っていたそう。
ハノーファーは開幕7試合で5勝1分1敗と好調で3位につけている(首位ダルムシュタットと同勝点)。