昨夏に鹿島アントラーズからスイスのセルヴェットに移籍した常本佳吾。
鹿島でも指揮を執ったレネ・ヴァイラー監督のもとで今季は全コンペティションで42試合に出場した。
チームはリーグ戦で3位、カップ戦で優勝と躍進し、常本も確かな貢献を見せた。
そうしたなか、『Sport.ch』は、今季スイスリーグの補強選手ベスト10を発表。常本は第3位にランクされた。
「(ベスト10のなかで)彼は移籍金が不明な唯一の選手である。ただ、はっきりしているのは、どんなに高額だったとしても、間違いなくそれだけの価値がある投資だったということだ。
スイスでは無名だったこの日本人選手を獲得できたのは、鹿島アントラーズ時代の25歳を知るヴァイラー監督のおかげであることは間違いない。数々の説得力のあるプレーを見せた彼は、今やスイスで有名人になっているはずだ」
常本はスイスリーグでも屈指の右サイドバックとして評価されるまでになった。
なお、勝点差1でリーグ2位に届かなかったセルヴェットは、来季のUEFAヨーロッパリーグに予選3回戦から出場する(2位ならCL予選出場だった)。

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