日本代表MF遠藤航が所属する強豪リヴァプール。
20日のプレミアリーグ第5節では地元のライバルであるエヴァートンとのマージーサイド・ダービーを戦う。
かつてイングランド代表のエースとして大活躍したウェイン・ルーニーは、エヴァートンでプロになった選手だが、リヴァプールにまつわる騒動で家庭内が危機に陥ったという秘話を明かした。
2019-20シーズンのプレミアリーグは、当時南野拓実が所属していたリヴァプールが優勝を果たした。
『BBC』によれば、ルーニーの妻コリーンは、リヴァプールを応援していたそうで、そのせいで彼は妻を家から閉め出すことになったとか。
「数年前にリヴァプールがプレミアリーグで優勝した際、帰宅するとコリーンがリヴァプールのフラッグを家の外に掲げていたんだ。あの家は昔の家で、玄関前に小さなバルコニーみたいな場所があって、旗はそこの窓の外に掲げられてた。
だから俺は、出て行って降ろすように妻に言ったんだ。彼女は取りに行こうとしたが、窓から外に身を乗り出さないと届かない位置だった。それで彼女が行った途端、俺はドアを閉めて外に閉じ込めたのさ。そんなに長い時間じゃなかったけどね」
なお、ルーニーとコリーンはともに地元リヴァプール生まれで、12歳で出会った幼馴染でもある。
また、ルーニーは、宿敵リヴァプールのキャプテンだったイングランド代表MFスティーヴン・ジェラードとの関係については、こう語っていた。
「ピッチ外では仲良しだったが、試合ではチャンスがあれば『絶対にやってやる』って思ってたし、実際にそうした。彼も俺に同じことをしてきた。
試合前は口もきかないのに、試合後は握手し合う。それがサッカーさ。自分のクラブのためにプレーしているんだ。
そういう瞬間もあるし、特にジェラードや(パトリック・)ヴィエラのようなビッグプレイヤー相手なら尚更さ。チャンスが訪れたら逃すわけにはいかない。必ず掴み取らなきゃならない」
ルーニーはマージーサイド・ダービーに勝ったことがなかっため、試合までの準備期間は最悪の気分だったそう。
そのうえで、「ものすごく大きな試合。勝てばこれ以上の喜びはない」とも語っていた。