J1リーグ3連覇を目指すヴィッセル神戸は、今月20日に元日本代表GK権田修一を獲得した。
36歳の権田は、2014年と2022年のワールドカップに出場し、カタール大会では日本代表の守護神も務めたベテランGK。
今夏にハンガリー1部デブレツェンを退団して以降、新天地を探していた。
DAZNのやべっちスタジアムに出演した権田は、3カ月ほどの無所属期間についてこう話していた。
「5月末にハンガリーでシーズンが終わって、日本に帰国してから無職の状態だったので。
無所属はお給料が全く入らない状況なので、しっかり収入を得られる状態になったのがよかったねって言われました(苦笑)
場所は言えないですけど、静岡のある砂浜で、息子たちに手伝ってもらいながら、コンディションを上げてこれた。
自分が全力でやる姿を息子に見せることが一番のいい教育なのかなって個人的には思っているので、全力でやっていきたい」
登録上、権田は今シーズンのJリーグではプレーできないため、出場するのは、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)になる。
権田は、いまはヨーロッパからACLE出場クラブへ移籍する選手が多くいるので、世界ですごく注目されている大会としつつ、日本代表戦を通じて、アジアで勝つタフさは経験済みとも自負していた。
そのうえで、J1連覇中のチームで自分の価値をしっかり証明する必要があるが、それがワールドカップにもつながっていくはずとも口にしていた。2026年ワールドカップのメンバー入りをあきらめていないようだ。