
2019年12月にマンチェスター・シティのコーチを退任してアーセナルの監督となったミケル・アルテタ氏。これまでの5年半で31名の選手を獲得していた。
『Planet Football』から、今回は「ミケル・アルテタ監督がアーセナルで行った補強ランキング」から最高の3名と最悪の3名をご紹介する。
▼最高の3名
ベスト3:マルティン・ウーデゴール
加入年:2021年1月
加入元:レアル・マドリー
アーセナルは2021年1月にレアル・マドリーからローンでノルウェー代表MFのマルティン・ウーデゴールを獲得した。そして、彼はすぐにプレミアリーグで実力を発揮した。
アーセナルは彼を買い取るために3000万ポンドを支払ったが、間違いなくその価値はあった。絶対的な司令塔として欠かせない存在となっている。
ベスト2:デクラン・ライス

加入年:2023年夏
加入元:ウェストハム・ユナイテッド
1億ポンドの移籍金を支払ったのだから、これくらいの順位にはいてくれないと困るのだ。ありがたいことに、デクラン・ライスは期待通りの選手だった。
彼のタレントは明らかであった。需要の高い彼を獲得するために、ミケル・アルテタ監督の存在は大きかった。そしてライスはその信頼に応えるようなハイパフォーマンスでチームに大きく貢献している。
ベスト1:ガブリエウ・マガリャンイス

加入年:2020年
加入元:リール
彼がアーセナルでの役割に馴染むまでには時間がかかったが、2020年に加入してから飛躍的に成長したといえる選手だ。
当初彼に支払った2700万ポンドは高かったようにも見えたが、その金額に見合うだけの価値は証明された。いまや世界で最も堅実なディフェンダーの一人である。
▼最悪の3名
ワースト3:オーストン・トラスティ

加入年:2022年1月
加入元:コロラド・ラピッズ
2022年1月に契約したアメリカ人ディフェンダー。獲得からすぐにコロラド・ラピッズへと半年間ローンで貸し出されたあと、7月に合流した。
ただ、それからすぐにバーミンガム・シティへとローン移籍し、それからシェフィールド・ユナイテッドへと放出された。
ワースト2:ルナール・アレックス・ルナールソン

加入年:2020年夏
加入元:ディジョン
アイスランド代表GKのルナールソンは2020年にベルント・レーノと入れ替わるように加入し、退団するエミリアーノ・マルティネスの後釜となった。
彼はヨーロッパリーグのグループステージにおける試合ですらも落ち着きを見せなかったため、ポジション争いに加わることはなかった。
ワースト1:ウィリアン

加入年:2020年夏
加入元:チェルシー
彼はチェルシーからのフリートランスファーであったにもかかわらず、お金の無駄遣いだったと感じさせられた補強であった。高額の給与で3年契約を結び、アルテタ監督は「3年でチャンピオンズリーグを優勝するために君を獲得した」と話したという。
デビュー戦でフラム相手に2アシストを決めたものの、その後の調子は下降線を辿り、1年後に契約は解除された。