今年40歳の誕生日を迎えたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。この夏にはクラブW杯に出場するクラブへの移籍が噂されたが、サウジアラビアのアル・ナスルに残ることが発表された。

ロナウドは自身のSNSにおいて「新たな章が始まる。同じ情熱と、同じ夢で。一緒に歴史をつくろう」と書き、アル・ナスルのファンに忠誠を誓っている。

『The SUN』によれば、その契約は「スポーツの歴史上もっとも高額の報酬が約束されている条件」であるそう。

契約は2年間で、年俸はおよそ1億7800万ポンド(およそ327.1億円)。さらに2450万ポンド(およそ45億円)の契約金が支払われるほか、2年目を迎えた際に3800万ポンド(およそ69.8億円)に増額される。

さらにアル・ナスルのクラブ所有権の15%を受け取ることができ、その価値はおよそ3300万ポンド(およそ60.6億円)になるとのこと。

そして得点王の獲得で400万ポンド(およそ7.4億円)、クラブがリーグ優勝すれば800万ポンド(およそ14.7億円)のボーナスが約束されており、その他の報酬も含めれば2年で5億ポンド(およそ918.9億円)以上を受け取る可能性があるそうだ。

また、ロナウドとその家族には運転手3名、ハウスキーパー4名、シェフ2名、庭師3名、警備員4名の計16名が専属のフルタイムでつけられるそう。その費用は年140万ポンド(およそ2.6億円)になる。

またプライベートジェットも自由に使用でき、それはおよそ400万ポンド(およそ7.4億円)相当にあたる。

さらにサウジアラビアの企業とのスポンサー契約も斡旋されており、それについてもおよそ6000万ポンド(およそ110.3億円)の報酬につながる可能性があるとのこと。

記事によれば、関係者は「サウジアラビアのオーナーは、ロナウドがリーグの顔になっていることを理解していて、どんな犠牲を払ってでも引き留める必要があった」と明かしているそう。

そして「ロナウドもそのことを意識しており、チームは全てを金で解決する必要があった。リーグは彼が望むもののすべてを与えなければならなかった」とも。

ロナウドにはさらにサウジアラビアの「ドリームアンバサダー」として活動できるという権利も与えられているという。

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