FC東京が宿敵FC町田ゼルビアに初勝利!チームの大黒柱、森重真人は天皇杯での“再戦”を見据える
FC東京が宿敵FC町田ゼルビアに初勝利!チームの大黒柱、森重真人は天皇杯での“再戦”を見据える

[J1第36節、FC町田ゼルビア 0-1FC東京、11月9日、東京・国立競技場]

FC東京は国立競技場で同じ東京都を本拠地とする町田に1-0で勝利し、リーグ戦2連勝を飾った。

また同クラブは、町田が昨季J1に昇格してから公式戦4度目の対戦でついに初勝利を収めた。

耐えしのいで奪った先制点

この日、センターバックで先発したDF森重真人は、身体を張った守備で完封勝利に貢献した。

38歳のベテランDFは「相手はいい守備をしてくるし、そういう相手に対して自分たちは苦しむと分かっていた」と苦戦を予想した上で試合に臨んだ。

それでも、森重を中心としたFC東京の守備陣は、昨季から公式戦3連敗中の相手に最後まで粘り強くゴールを守り続けた。

すると、守備陣の奮闘に攻撃陣が応える。

後半42分に、自陣でボールを奪ったFC東京はショートカウンターを開始した。一度は相手にボールを奪われかけるも、拾い直して左サイドを走るFW佐藤恵允(けいん)へ展開。佐藤がワントラップから中央へラストパスを送ると、最後は途中出場のFW安斎颯馬(そうま)が右足で流し込んだ。

ピンチを耐え続けたFC東京がワンチャンスをものにした。

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J1第29節東京ヴェルディ戦に出場した森重(Getty Images)

得点シーンを最後尾から見ていた森重は「我慢したからこそ(の得点)だと思う。我慢して耐えれば、ああいうチャンスが来る。みんな落ち着いて戦えていたかなと」と、チームで辛抱強く耐えて奪った値千金の先制点を喜んだ。

さらに、「かたくなに(ボールを)つないでいい結果を得られないことが多かったので、そこを割り切って勝つところから逆算した展開の戦略を、ここ数試合でできるようになった。

きょうも我慢強くやりながら、ワンチャンスを狙うという展開の中で1点を取って勝利できた」と、直近の試合で感じていた手応えを結果につなげた。

FC東京は16日午後1時10分から、再び国立競技場で、天皇杯決勝進出をかけて町田と激突する。

FC東京の背番号3は「次が大事ということはみんなも分かっている。きょう勝ったからどうではなく、次も難しい試合が来るので、しっかり回復して準備したいと思います」と意気込んだ。

宿敵を下した青赤軍団。勢いそのままに、次は14大会ぶりの天皇杯決勝進出を目指す。

(取材・文 縄手猟)

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