2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。
森保一監督は、今月のオーストラリアとインドネシア戦では一部の主力選手を温存し、7人を初招集した。
そうしたなか、元日本代表MF中村憲剛氏は、DAZNのやべっちスタジアムで「個人的に見てみたい日本代表イレブン」を選出。3-4-2-1システムで、このメンツになった。
GK鈴木彩艶
DF高井幸大、瀬古歩夢、町田浩樹
MF遠藤航、熊坂光希、佐藤龍之介、久保建英、鎌田大地、中村敬斗
FW大橋祐紀
中盤は初選出の熊坂が遠藤とコンビを組み、同じく初招集の佐藤を右ウィングバックに入れる形。久保と鎌田は2シャドーで、左に中村を置く。
「遠藤、久保、鎌田、彩艶などセンターラインの軸は固めつつ、最終ラインの3バックは過去に招集歴のある選手たちにしました。
ボランチに初選出の熊坂、右のウィングバックに同じく初選出の佐藤を選んでみました。
既存の軸になる選手たちのなかで、新戦力2人がどれだけやれるのか、どう融合するのかを個人的に見てみたい、完全な個人的感情です。
新戦力2人を同じ(右)サイドに置くのではなく、周りの選手たちと色んなコミュニケーションをとりながら、プレーできるようにサポートしつつ、力を発揮してもらうのがポイントかなと」
また、初招集組である熊坂と佐藤についてはこう評価していた。
「熊坂はビルドアップ能力が高く、サポート、ボールの引き出しなど、プレーメイカーとはいかないが、潤滑油としてチームに欠かせない存在。
守備でもタイトにいけるし、(185cmと)上背もあるので、非常に球際も強い。攻守に万能型で、チームの助けになる。タイプ的には守田英正や田中碧のイメージ、遠藤と組んだら前にも飛び出せる」
「(ロールモデルコーチとしてU-17代表で指導した経験がある佐藤については)
サイドハーフもトップ下もできる、2列目の選手。
岡山では持ち味のハードワークを生かして、右ウィングバックでレギュラーをつかみ取った。勘がいいのも非常に特徴的」
24歳の熊坂は柏レイソルに所属するボランチ。18歳の佐藤は、FC東京からファジアーノ岡山にレンタル移籍中の18歳。2人とも所属クラブで日本代表と同じ3バックに慣れている点にも憲剛氏は触れていた。
注目のオーストラリア戦は5日にDAZNで放送される。