日本企業DMMが保有するベルギー1部リーグのシント=トロイデン(STVV)には、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介の日本人7選手が所属している。
そのシント=トロイデンは、28日に伊東純也が所属するヘンクとのダービーマッチを戦った。
シント=トロイデンは開始4分に相手のオウンゴールで先制すると、前半22分には後藤がネットを揺らすもオフサイドで取り消し。
すると、後半9分にシント=トロイデンDFが一発退場。その直後、ヘンクのフリーキックを伊東が蹴ると、ゴール前の混戦を抜けたボールはそのまま得点になった。
GK小久保はうまく反応できなかったが、『Sporza』は「小久保がミス。伊東のセーブ可能なボールを足の間に通してしまった(股抜きされた)」と指摘していた。
その直後にはホームのシント=トロイデンサポーターからピッチ上に大量のカップが投げ込まれ、試合が一時中断する事態にもなった。
数的不利のシント=トロイデンは、同点のまま耐えていたが、後半アディショナルタイムにヘンクの韓国人FWオ・ヒョンギュに決勝点を奪われて万事休す。
GK小久保は主審への抗議でイエローカードを提示され、疲労困憊だった山本や伊藤は、土壇場での失点に思わずピッチに座り込んでいた。
結局、ヘンクが2-1でダービーマッチを制することになった。