
10日に惜しまれながらこの世を去った、元日本代表のレジェンドストライカーの釜本邦茂氏。メキシコ五輪で得点王に輝き、日本を銅メダルに導いた生粋の点取り屋であった。
今回はその釜本邦茂氏も含んでいるであろう「日本代表、歴代最高のストライカーランキング」をAI「ChatGPT」に選出してもらった。
5位:高原直泰
AIの評価:「恵まれた体格と高い得点感覚を持ち、海外でも実績を残した万能型ストライカー。ケガさえなければ、さらに記録を伸ばせた可能性大」
主な実績:2007年アジアカップ得点王、ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトなどで活躍
全盛期にエコノミークラス症候群で2002年ワールドカップとアテネ五輪を逃してしまうなど不運には見舞われたものの、間違いなく2000年代を代表するストライカー。
国内ではジュビロ磐田でデビューしてからすぐにゴールを量産し、ボカ・ジュニオルスで海外へと挑戦。一度帰国を余儀なくされたが、その後ドイツに渡って日本人初の2桁得点を決めるなど結果を残した。
晩年は韓国でプレーしたり、現役を続けながら沖縄SVを立ち上げてクラブオーナーになったりと精力的な活動を行い、現在でもサッカー界に新たな風を吹き込んでいる。
4位:大迫勇也

AIの評価:「 『大迫半端ないって』のフレーズで象徴されるポストプレー能力と安定した決定力。前線の基点として長年代表を支えた」
主な実績:2018年W杯コロンビア戦での得点&MVP、アジア杯準優勝(2019)
2010年代後半に日本代表の中心的な存在となった大迫勇也。本人がゴールを決めなくても、その圧倒的なボールキープ能力によって周りにチャンスを作り出すことができた万能ストライカーであった。
ドイツ・ブンデスリーガでは1部、2部で長くプレーし、1860ミュンヘン、ケルン、ヴェルダー・ブレーメンに所属。帰国後はヴィッセル神戸で得点王に輝き、Jリーグ優勝を導く活躍を見せた。
3位:岡崎慎司

AIの評価:「泥臭くも献身的な動きとゴール前での嗅覚が光るストライカー。特に代表では後半から流れを変える存在としても活躍。世界最高峰リーグで優勝を経験した日本人FWとしても歴史的」
主な実績:W杯3大会連続出場(2010・2014・2018)、レスターでプレミアリーグ優勝
岡田武史氏が指揮官だった時期の日本代表で大きな活躍を見せ、日本代表の中心的な存在となった岡崎慎司。
クラブレベルでもドイツ・ブンデスリーガで長くプレーしたほか、レスター・シティではレギュラーとして驚きのプレミアリーグ優勝に大きく貢献。香川真司に続いて世界最高リーグのトロフィーを掲げた。
またドイツにバサラ・マインツというクラブを立ち上げ、引退後は監督に就任。さらに日本にもFC BASARA HYOGOを設立してJリーグ昇格を目標とし、後進の育成やサッカー普及に務めている。
2位:三浦知良

AIの評価:「『カズ』の愛称で親しまれた日本サッカーの象徴。得点力だけでなく、Jリーグ創成期から代表人気を牽引し、プロ化の立役者に。ワールドカップ本大会出場は叶わなかったが、その存在感は絶大。」
主な実績:アジア年間最優秀選手(1993)、JリーグMVP
50歳を超えた今なお現役でプレーし続けている「キング」。JFLのアトレチコ鈴鹿クラブで最年長出場記録を度々更新しており、リーグのプロモーションにも大きく貢献している。
Jリーグが存在しなかったころにブラジルへの留学で成功を収め、帰国後は日本のスター選手として見事な活躍。ピッチ内外問わず、アスリートとしてだけでなくタレントとしても大きな存在感を見せた。
1位:釜本邦茂

AIの評価:「圧倒的な得点力を誇り、日本サッカー史における「不滅の大エース」。特に五輪での活躍は日本サッカーの国際的評価を押し上げた」
主な実績:1968年メキシコ五輪銅メダル・得点王
国際Aマッチ75得点という記録は今でも男子日本代表のトップ。
まだまだ日本が世界のサッカー界で力を見せていない時代、1968年のメキシコ五輪では7得点2アシストの活躍を見せ、銅メダル獲得の立役者になった。
引退後は指導者として立ち上げた「釜本FC」で多くの選手を育て、ガンバ大阪の初代監督にも就任。さらにJFA副会長や名誉副会長も務めた。