日本人選手も多くプレーするイングランド2部リーグ。
1912年創設のスウォンジーは、今季の英2部で24チーム中11位だった。
今年2月までそのスウォンジーで監督を務めたルーク・ウィリアムズ氏が話題になっている。
44歳の元指揮官がブリストル空港で働いている姿がSNS上で拡散され、本物なのかとネットがザワつく事態になったのだ。
『The Athletic』によれば、ウィリアムズ元監督は、実際にブリストル空港で2週間ほど勤務していたそう。
その理由は金を稼ぐためではなく、「空港ターミナル内で障がいのある乗客や移動が制限されている乗客の介助を行うため」だったとか。
現在は監督業から離れており、その間に何か有意義なことをしたかったようだ。
ウィリアムズ元監督は、膝の怪我で選手生命を絶たれると19歳で指導者に転向。監督になる前にはトラックの荷積みやバスの運転をしていたこともあるそう。
「私にとって人生におけるモチベーションはすべて。10代後半の頃、人生は途方もない苦難になるだろうこと、資格もコネもない労働者階級の人間にとって、世界はひどく敵対的になるだろうことを悟った。自分で生計を立ててやっていきたいという気持ちが湧き上がってきた。頭上に屋根があり、何か食べるものさえあれば、ほとんど何でも耐えられるんだと気づいた。それがモチベーションの始まり。