イタリア・セリエAのコモに所属する元U-21フランス代表MFマクサンス・カケレが交通事故に巻き込まれた。スペインメディア『Marca』が報じた。

同メディアによると、7月30日午前7時ごろにコモ近郊の道路で発生。カケレが運転していた自動車がバスと衝突した。現場は通勤ラッシュの時間帯にあたっていたという。

コモの関係者は『Marca』の取材に対して「カケレは医療機関で検査を受けたが、大きな問題は報告されなかった」と話した。しかし、現時点でコモは事故の詳細や選手の診断結果についての報告は発表していない。

現在25歳のMFは、リヨンの下部組織出身。2018年に同クラブのトップチームへの昇格を果たした。

今年1月にイタリアへ渡り、コモでリーグ戦18試合に出場して2得点3アシストを記録した。

現在は合宿およびプレシーズンマッチを行うスペイン・マルベーリャへ飛ぶためにホームタウンで準備をしているところだった。

昨季、22年ぶりにセリエAに挑戦したコモは、アーセナルなどで活躍した元スペイン代表MFセスク・ファブレガス監督の下、リーグ戦10位でフィニッシュするなど、昇格初年度としては満足のいくシーズンを送った。

今季はさらなる躍進を狙っており、今夏の移籍市場でスペイン1部レアル・マドリーからU-20同国代表DFハコボ・ラモンなど新たに10選手をチームに加えている。

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