日本代表MF南野拓実が所属するASモナコは、28日に元フランス代表MFポール・ポグバとの契約を発表した。

32歳のポグバは、かつて世界最高の移籍金で取引された世界的スターで、2018年W杯では優勝も経験している。

モナコとの契約書にサインした際、「信頼してくれてありがとう」と思わず涙する様子が話題になっている。

ポグバはユヴェントスに所属していた2023年にドーピング違反が判明。

スポーツ仲裁裁判所への訴えにより、出場停止期間は当初の4年から18か月に軽減された。

最終判決では、ポグバがデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)を誤って摂取したことを認定。DHEAはテストステロンを増加させる物質で、世界アンチドーピング機関の禁止リストに掲載されているが、女性にのみ効果がある。

ポグバは2025年3月から試合に復帰できたが、昨年11月にユーヴェとの契約を解除。

2022年には実兄らからの恐喝未遂事件というトラウマ的体験もあったポグバは、モナコとの契約でおよそ2年ぶりにピッチに戻ってくることになる。

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