明治安田J2リーグで現在2位につける名門ジェフユナイテッド千葉。
今季、開幕11試合で10勝1敗という異次元の快進撃を見せたチームは、その後7試合連続未勝利(3分4敗)を喫するなど調子を落としたものの、夏の補強などもあって再び強さを取り戻しつつある。
しかしその一方で、ピッチの外では大きな問題に直面しているようだ。
千葉は21日、『誹謗中傷および脅迫行為について』と題したリリースを発信。クラブが置かれている“現状”について以下のように綴った。
「平素よりジェフユナイテッド市原・千葉へのご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
この度、当クラブに対して、個人を対象としたSNS上での拡散や複数にわたるメール等による誹謗中傷や脅迫などの悪質な行為が確認されております。クラブハウスの爆破を予告する内容も含まれており、クラブ関係者のみならず地域の皆さまの安全をも脅かす極めて重大な問題と認識しております。
このような極めて悪質な行為は、クラブに関わるすべての人々の心身にも大きな影響を及ぼすものであり、決して看過することはできません。昨年も同様の行為が確認されており、所轄警察署と相談・連携して対応を進めてきておりますが、本件も非常に深刻な事態と受け止め、状況に応じて法的措置を含め、改めて厳正に対処してまいります。
ファン・サポーターの皆さま、関係者の皆さまには、ご心配をおかけいたしますが、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
そして、どのような困難があっても、応援してくださる皆さまと共に、今シーズンのリーグ戦を最後まで戦い抜き、J1昇格という目標に向かって一丸となって挑んでまいります。
ジェフユナイテッド市原・千葉」
SNSやメール等での誹謗中傷や脅迫などの悪質な行為が確認されており、そこにはなんとクラブハウスの爆破を予告する内容も含まれているとのこと。
昨年も同様の行為が確認されており、所轄警察署と相談・連携して対応。
そのうえで、「どのような困難があっても、応援してくださる皆さまと共に、今シーズンのリーグ戦を最後まで戦い抜き、J1昇格という目標に向かって一丸となって挑んでまいります」と、強い意志を表明したジェフユナイテッド千葉。
17年ぶりのJ1復帰を目指すチームは今週末、24日(日)に6位ベガルタ仙台とのアウェイでの上位対決に臨む。