30日に行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝で川崎フロンターレと対戦するアル・ナスル。

チームのエースであるクリスティアーノ・ロナウドは、2023年にマンチェスター・ユナイテッドから加入した。

年俸が総額2億ユーロ(約323億円)とも伝えられるなか、サウジアラビアの地でも変わらず得点を量産。2023-24シーズンにリーグ得点王に輝くと、今季も得点ランクトップに立っている。

ただ、チームとしてはなかなかタイトルに届かず。2023年にアラブ・クラブ・チャンピオンズカップこそ制したものの、国内では他の強豪の後塵を拝し、ACLでも昨季はまさかの準々決勝敗退に終わった。

だからこそ、今大会にかける思いは非常に強い。川崎戦前日の29日にもそれを表すような投稿をXで行っている。

練習する自身の写真に添えられたのは「Full focus」というシンプルな言葉。いわゆる「全集中」だ(漫画『鬼滅の刃』も英語版ではこの表現が使われている)。

準々決勝の横浜F・マリノス戦でチーム3点目を決め、今大会のゴール数を8へと伸ばしたロナウド。試合への準備は万端とみられる。

悲願の“アジア青覇”を目指す川崎フロンターレはもちろん、アル・ナスル、そしてロナウドにとっても絶対に負けられない一戦は、日本時間の今晩、5月1日(木)1:30からキング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアムで行われる。

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