ポーランド1部のレギア・ワルシャワで活躍する森下龍矢。
チームは5位に終わったが、森下個人は今季全コンペティション51試合で14ゴール14アシストと大暴れし、日本代表への復帰も果たした。
26日にはポーランドリーグの年間表彰が行われ、森下は最優秀MF部門での選出はならなかったものの、「Turbokozak」賞を授与された。
『Turbokozak』はCanal+で放送されている個人スキルを競うエンターテイメント番組だそう、森下は今季最高の評価を受けたようだ。なんでも外国人選手の受賞は初だとか。
森下は2028年までレギアとの契約を結んでいるが、彼を魔改造したポルトガル人のゴンサロ・フェイオ監督は今季限りで退任する。35歳の同監督は、ポーランドリーグ最高の指揮官とも評価されているそう。
森下は恩師監督の退任についてこう語っていた。
「フェイオ監督のことが大好きだったけれど、彼の決断は尊重しなければいけない。彼は選手として僕を大きく変えてくれました。ポーランドに来た時は、サイドバックかウイングだった。彼は僕のポジションを変え、”8番“などプレーするようになった。相手ゴールに近づき、より多くの得点機会を得ることができた。彼のおかげで大きく成長できたし、将来また彼と一緒に仕事ができればと思っている」
28歳の森下は明治大学を経て、サガン鳥栖でプロになった選手。
Jリーグ時代はウィングバック兼サイドバックだったが、魔改造されたポーランドでは中盤中央でもプレーするようになった(今季の起用ポジションは7つ)。
2023年の日本代表デビュー戦と2024年元旦のタイ戦でも左サイドバックとして出場したが、1年半ぶりに呼び戻されたサムライブルーでどのポジションで起用されるのか注目される。