ドルトムント時代に香川真司と同僚だったピエール・オーバメヤングは、フランス生まれながら、ガボン代表としてプレーしている。

そのガボンやコンゴ民主共和国などでは若年層の選手に対する性的虐待や性的搾取が問題になってきた。

元ガボン代表選手は、ガボンでは20年以上も小児性愛者のネットワークが活動していたという衝撃的な暴露を行っている。

『Guardian』によれば、FIFAは、15年間に渡って少年たちに性的虐待を行なっていたと訴えられたガボンU-17代表の元監督をサッカー界から永久追放にする処分を下したという。

永久追放処分を受けた元監督は、被害者を自宅に誘い込み、「エデンの園」と呼んでいた自宅を他のサッカー界の重鎮たちに性的虐待を行う場所として提供していた疑惑もある。

元監督は、選手へのレイプ、グルーミング、搾取の容疑を認めているが、関与が疑われる重鎮幹部たちは依然として逃亡中。

U-17代表の元アシスタントコーチは「ガボンサッカー界における捕食者は彼だけではない。なぜ追放されない人間がいまだにいるのか理解できない。彼らは裁かれ、サッカー界から追放される必要がある」と話しており、これは氷山の一角に過ぎないとされている。

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