J1東京ヴェルディは22日、MF翁長聖がJ2V・ファーレン長崎へ完全移籍すると発表した。2017年にプロデビューした古巣へ約5年半ぶりに電撃復帰することになった。

翁長聖は今季、左右両サイドのウィングバックでプレーできる強みを生かしてリーグ戦全24試合に出場して1アシストを記録するなど存在感を示していた。

20日のJ1第24節FC町田ゼルビア戦でも先発出場。昨日行われたファン感謝祭にも参加していただけに、ファンからは「機能が最後のハイタッチ?」「これは予想外」など、突然の退団に驚きの声が広がっている。

東京Vはクラブの公式サイトで翁長の以下のコメントをアップ。

「1年半すごく楽しかったです。このクラブで戦えたことを誇りに思います。

コーチングスタッフ、選手、熱いサポーターに出会えて本当によかったです。関わっていただいた全ての方に感謝しています。

最後までヴェルディの一員として全うしたく、ファン感謝祭にも参加しましたが、契約のこともあり直接ご挨拶できなかったことだけが心残りです。

今後のプロキャリアを考えた時に、いただいたオファーとプロジェクトに魅力を感じ、迷いましたが新しい道を歩むことを決めました。

ただ本当に東京ヴェルディが大好きになりました!ありがとうございました!!またスタジアムで会いましょう!」

また、約5年半ぶりの帰還となった長崎の公式サイトでは「みなさんお久しぶりです!再び長崎のユニホームを着て戦えることを嬉しく思います。

長崎というクラブのビジョンに魅力を感じ、心を動かされ、このチームと共にキャリアを進めたいと思い、再び戻ってきました!

このチームの目標に向けて、自分の力を最大限発揮して、貢献したいと思っています。

みなさんの前で、そして新しいスタジアムでプレーできる事を楽しみにしています!」と意気込みを語った。

今季J1で実力を証明した同選手が、古巣をJ1昇格に導けるのか注目だ。

編集部おすすめ