日本代表でエース番号である背番号10を背負ってきた堂安律。

27歳になったレフティは、ドイツ1部フライブルから同じくドイツ1部のフランクフルトへの移籍が決まった。

フランクフルトはかつて稲本潤一、高原直泰、長谷部誠、鎌田大地ら日本人がプレーしてきたクラブであり、昨季のドイツ1部ブンデスリーガで3位と躍進。今季は欧州最高峰のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場する。

そうしたなか、堂安は自身のYouTubeチャンネルで、フランクフルト移籍を決めた理由を説明。

来年のワールドカップをいい状態で迎えることを念頭に考えていたとしつつ、CL出場も移籍を決めた理由のひとつと語っていた。

「チャンピオンズリーグは小さいころからの夢だったので、ただ、チャンピオンズリーグがあるからっていうのはあまり言いたくなくて、メディアの前も含めて。

ていうのは、昨シーズン、彼らが戦ってくれたから、このステージがあるなかで、新加入の選手がチャンピオンズリーグがあるから来たと言うのは、あまりにもリスペクトがない発言やと思うので。

あまりそれをだからです(CLに出場するから)なんて言いたくないですけど、決めるにあたってひとつの要素ではありました」

堂安はかねてより、CL出場が夢だと公言してきた。ただ、それを目的に移籍を決めたという発言は、リスペクトに欠けるとの思いから控えていたようだ。

そのCLは出場36チームが確定した後の今月28日にリーグフェーズの抽選が行われ、9月16日に開幕を迎える。

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