欧州最高峰の戦いであるUEFAチャンピオンズリーグの新シーズンが開幕した。
歴代最多優勝を誇るレアル・マドリーは、16日の初戦でマルセイユをホームに迎え撃った。
1-1で迎えた後半28分、DFダニ・カルバハルが相手GKヘロニモ・ルッリに頭突きを見舞うような行為で一発退場。
それほど激しく当たってはいなかったはずだが、ルッリはその場に倒れ込み、主審はVARで確認後にレッドカードを提示した。
その後、レアルはエースFWキリアン・エムバペがこの日2本目となるPKを決めて、2-1の勝利を収めている。
『Marca』によれば、マルセイユのロベルト・デゼルビ監督とルッリは、カルバハルの退場についてこう話していたそう。
デゼルビ監督
「カルバハルがレッドカードを受けた後、あと20~30メートルほど深く進んで、勝利を掴めなかったことを本当に申し訳なく思う。まだ9月だし、リスクを負うべき時だった。
自分なら退場にしないだろうが、ルールはルールだ。頭があんなふうに相手に当たってもレッドカードでないというのが私の意見だ。衝突?分からない、何も言われていない」
ルッリ
「あの選手はフリーだったので、俺はチームメイトにマークしろと呼び掛けていた。
すると、彼は俺の手を払いのけて、口論になった。彼は下から頭突きをしてきた、身長差があったからかもしれない(カルバハルは173cm、ルッリは189cm)。
自分は決して大袈裟にやっていない。
レアルはCL第2節でカザフスタン王者カイラトと、マルセイユは板倉滉が所属するアヤックスと対戦する。